口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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顎関節症の治療法

顎関節症の治療を行うにあたっては、歯科的・医科的な既往歴が非常に重要です。ほとんどのケースで、既往歴が問題の究明と診断に役立ち、痛みやロックを軽減させる治療の「情報」となるため、正しく伝えましょう。

スプリント療法

透明の樹脂(レジン)でできた、マウスピース状のスプリントという装置を上顎に着ける治療法です。この装置は自分で取り外すことができ、夜間に装着すれば歯ぎしりを緩和することもできます。また、日中の装着により食いしばりや爪・唇上顎型スプリント ・頬を噛む癖を防ぐことができます。

加えて、かみ合わせに異常がある場合にはスプリントを装着することでその異常を補正することができ、かみ合わせの異常箇所がどこであるかが明瞭になる場合もあります。

上記の治療のためには、安静位型のスプリントを使用します。ただし、関節円板に異常がある場合は下顎前方誘導型のスプリントを用いる場合もあります。その他、ピボット型スプリントやミニスプリントがありまスプリント横顔す。

薬物療法

  • 消炎鎮痛剤 … 顎関節や筋肉の痛みを抑えます。
  • 中枢性筋弛緩薬 … 筋肉の緊張を緩和します。
  • 抗不安薬 … 歯ぎしり、食いしばりを緩和します。眠りやすくします。

リハビリ(理学療法)

  • 機械を使う方法 … 低周波療法、バイオフィードバック、赤外線照射、ソフトレーザー、超音波
  • ストレッチ … 自分で毎日行う方法と診療の際に歯科医師が行う方法があります。
  • マッサージ … 筋肉の血行を促進して回復をはやめます。
  • ホットパック … マッサージと同様の効果です。
  • 冷却 … 筋肉や顎関節の痛みを和らげ、運動機能の抑制を改善します。

認知療法

顎関節症の原因や症状の推移を正しく理解し、症状の改善につなげます。

カウンセリング療法

日常生活におけるストレスなどを見直し、顎関節症の誘因を見つけます。

行動療法

顎関節症の誘因となる癖や動作、また食事を改め、顎関節症の改善につながるよい行動様式を取り入れていきます。

かみ合わせの治療

咬み合わせが悪い部分を削ったり足したりして調節します(咬合調整)。全体的に咬み合わせが崩壊している場合は、新たに理想的なかみ合わせを作ります(咬合再構成)。

徒手的顎関節受動術(マニュピレーション)

関節円板の位置がずれて顎関節の動きが悪くなっている場合に、顎を動かして関節円板の位置を元に戻す治療法を顎関節受動術といいます。簡単に戻せる場合もありますが、痛みが強く戻しにくい場合もあります。その場合は顎関節に局所麻酔を行い、痛みを取り除いてから実施します。

パンピング

顎関節の関節腔に生理食塩水などを注入してその後吸引し、関節腔内に溜まった炎症性物質を洗い流すと同時に関節円板の動きを円滑にします。

関節腔洗浄療法

関節腔内に点滴をしてその液を排出し、関節腔内に溜まった炎症性物質を洗い流します。

鏡視下剥離授動術

顎関節用の関節鏡を入れて、位置がずれた関節円板を正しい位置に戻します。

開放化関節円板切除術

手術によって関節円板を取り除きます。

下顎枝垂直骨切り術

下顎の骨を切断して下顎頭の位置を正しい位置に修正し、切断した骨を再度つなぎ合わせます。位置がずれた関節円板を正しい位置に戻すことができます。

 

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