口腔外科・口腔内科 情報センター|大阪

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顎関節強直症

口を開け閉めする時には、耳の前方にある顎関節が口の動きを調節します。顎関節の動きには「回転運動」と「前方滑走運動」の二種類があり、両方の動きを組み合わせて口を開けているのです。

顎関節症により口が開かなくなることをクローズドロックといいますが、その場合は前方滑走運動ができず、回転運動のみとなります。ただし回転運動だけでは約2.5cmしか開口できないため、食事に支障をきたしてしまいます。

また、顎関節は下顎骨と頭蓋骨(側頭骨)からできていますが、この二つの骨が骨折や感染などの理由によって癒着してしまう病気が「顎関節強直症」です。こうなると癒着のため前方滑走運動はおろか回転運動までが制限され、平均約1cmしか口が開きません。

顎関節強直症は10歳未満で発症するケースが多く、その後の顎の成長に悪影響を及ぼし、顔面非対称や小顎症の合併もよく見られます。

治療法は癒着した部分を切り離す「顎関節授動術」ですが、その際同時に下顎頭頂部の骨削除や下顎頭切除術が行われます。また、骨の変形が著しい場合や手術後の再発症例には下顎技の中央で骨を切り離す「低位関節授動術」を実施する場合もあります。

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